広島カープの外野手
赤松真人(34歳)が12月28日胃がんを公表しました。
12月15日に広島市内の医療機関で検査し発覚しました。
初期段階で、来年1月上旬に広島市内の病院で手術を受ける予定。
赤松はこの日、マツダスタジアムで会見。「命にかかわることはないが、手術をしなければならない。手術を受けて復帰した前例があるのかはわからないが、早く治して前例になるようにしたい」と話した。
野球と言う運動が施術後可能かどうかは今の段階ではわかりません。
赤松選手のシーズンオフが非常に心配です。
ココ何年かは出場機会が少し減っているのが気になります。
打席は少ないながら・368の打率を残し、盗塁成功率も8割を超え、代走としての評価も高いです。
【追記】
「胃がん」を患っていることを公表し、チームを離れていた広島赤松真人外野手(34)が11日、広島・廿日市市の大野練習場で3軍として復帰した。筋力測定や軽いジョギングをこなし、約1時間半汗を流した。
体重は約2キロ落ちたというが、顔色はよく笑顔がたえなかった。「ちょっと筋力のチェックをしたんですけひどいです。ひどい衰えというか。これだけ落ちるんだなと。胃を切ったのもあるけど、運動量が落ちていますからね」と語る表情も明るかった。
赤松真人は昨年12月28日に「初期段階の胃がん」を患っていることを公表していた。
「ショックが一番だった。でもその前にまさか自分が。ウソだろうと」と当時の心境を振り返る。
1月5日に胃がんの摘出手術を行った後は、抗がん剤による治療を行ってきた。「手術をしてから、病気だったんだと思うことはあった。(抗がん剤治療は)本当につらいんですよ。立てないくらい。3日寝込むくらい」と振り返りました。
手紙やブログでたくさんの励ましを受けていた事を語っています。
赤松真人のプロフィール
京都府京都市伏見区
生年月日 1982年9月6日(34歳)
身長:182 cm
体重 75 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション: 外野手
プロ入り :2004年 ドラフト6巡目
初出場 :2005年10月4日
年俸 :3,600万円(2017年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
平安高等学校
立命館大学
阪神タイガース (2005 – 2007)
広島東洋カープ (2008 – )
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京都府京都市伏見区出身。幼稚園児だった頃、地元の少年野球チームに参加していた兄の影響で野球を始める。
小学校時代は一塁手以外全てのポジションを守っていた。
藤森中時代は倖田來未と同級生で、野球部員だった倖田と二遊間(赤松は遊撃手)を組んだこともあるらしい。
平安高校に進み、2年に投手兼外野手として春の甲子園に出場し、ベスト8進出
立命館大学では野手に転向し、3年の秋に1試合5安打、4年の春に1試合5盗塁の関西学生リーグタイ記録を残した。
2016年は終盤の代走、守備固めとして89試合に出場した。
盗塁成功率は4年振りに8割を上回り.857(企図14成功12)を記録した。また、打席数は少ないながら打率.368を記録し、6月14日の埼玉西武ライオンズ戦では史上初のコリジョンルール適用によるサヨナラタイムリーヒットを放った
結婚は2007年12月に結婚
奥さんは立命館大学在学中に付き合っていた女性は斎藤博子さんといいます。
奥さんのお父様が大のカープファンで、新井選手の人的補償で赤松選手がカープに移籍したのも縁があったのかもしれません。
赤松真人の成績
出典:http://npb.jp/bis/players/51155110.html
年
度 |
所属球団 | 試
合 |
打
席 |
打
数 |
得
点 |
安
打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打
点 |
盗
塁 |
四
球 |
三
振 |
打
率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2005 | 阪 神 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 |
2006 | 阪 神 | 6 | 15 | 14 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | .143 |
2007 | 阪 神 | 28 | 43 | 39 | 4 | 6 | 1 | 0 | 0 | 1 | 8 | 2 | 5 | .154 |
2008 | 広島東洋 | 125 | 390 | 342 | 62 | 88 | 13 | 1 | 7 | 24 | 12 | 23 | 67 | .257 |
2009 | 広島東洋 | 137 | 489 | 423 | 58 | 98 | 15 | 3 | 6 | 43 | 14 | 33 | 79 | .232 |
2010 | 広島東洋 | 113 | 320 | 291 | 41 | 83 | 12 | 3 | 4 | 33 | 20 | 8 | 48 | .285 |
2011 | 広島東洋 | 80 | 217 | 192 | 25 | 50 | 9 | 0 | 1 | 18 | 19 | 4 | 29 | .260 |
2012 | 広島東洋 | 76 | 246 | 207 | 22 | 50 | 6 | 0 | 3 | 15 | 18 | 18 | 33 | .242 |
2013 | 広島東洋 | 85 | 60 | 54 | 16 | 11 | 2 | 0 | 0 | 3 | 12 | 1 | 9 | .204 |
2014 | 広島東洋 | 74 | 32 | 28 | 25 | 6 | 2 | 0 | 0 | 4 | 12 | 1 | 8 | .214 |
2015 | 広島東洋 | 52 | 9 | 9 | 13 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 | 2 | .222 |
2016 | 広島東洋 | 89 | 21 | 19 | 15 | 7 | 1 | 1 | 0 | 3 | 12 | 2 | 4 | .368 |
通 算 | 867 | 1842 | 1618 | 283 | 403 | 62 | 8 | 21 | 144 | 136 | 92 | 287 | .249 |
赤松真人のトレード
新井選手の人的補償で阪神から広島へトレード
相手チームがプロテクトした28名以外の中から移籍先のチームが指名することにより選ばれる。
つまり、赤松はその時阪神がプロテクトした28名から漏れていたというわけだ。
これだけ見ると、選手にとってはかなりショックなことではありますが。
しかし、広島からは必要とされて指名されたわけであり、考え方によっては必要とされていたということ。
実際、広島に移籍してからの赤松は、移籍1年目の2008年4月にいきなりプロ初本塁打を初回の先頭打者打席で記録、さらにそこから3試合連続でホームランを記録するというかなりインパクトの強いスタートとになりました。
翌2009年には開幕スタメンからオールスターにも初出場し初めて規定打席到達、2010年にはゴールデングラブを獲得するなどの活躍をみせました。
まとめ
胃がん手術から選手として復活となれば後の選手の励みにもなります。
ぜひ頑張って克服してもらいたいです。