和歌山の加太にある古民家カフェ「セレーノ シーフード&カフェ」は、加太の活性化プロジェクトによって誕生した人気店。鯛の一本釣りの名人として知られる漁師さんの娘、西川晴麗さんが店主を務めている。
加太は、人口2700人余り。友ヶ島等、魅力的な観光資源のある町ですが、ここ最近、高齢化が加速しています。それに歯止めをかけようと、産官学による新しい形の町づくりが進められていて、そのプロジェクトから生まれたのがセレーノでした。
加太「SERENO(セレーノ)」の口コミやアクセスは
店名 :SERENO -seafood&cafe-
(セレーノ シーフード&カフェ)
住所: 和歌山県和歌山市加太1455
TEL: 073-499-7017
定休日 :水曜日
営業時間: 11:30~17:00
駐車場 :有
HP:インスタグラム
SERENO(セレーノ)の口コミ
2019/09訪問
漁師町加太の路地にあるシーフードカフェの紀州備長炭を練り込んだバンズのフィッシュサンド
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30過ぎの道草王(1102)さんの口コミ[携帯電話番号認証済]男性・大阪府
1回
2019/07訪問
田舎っぽいけど、田舎っぽくないスタイリッシュな路地裏CAFE
なにも予定の決まっていなかった休日に、ふと思いつき南へ。
何かでみた、みさき公園閉園の報を思い出し、当初は8月末に足を運ぶ予定にしていましたが、
予定を変更して行ってみることにしました。
数少ない昭和の面影を色濃く残す空間。
初めて来た割には、とても懐かしく、小さな頃を思い出させてくれる。
寂しさを感じながら次の目的地の加太へ。
到着したのはちょうど昼時。
この後の予定は、温泉で心と体のオーバーホールの予定。
蒸し暑く、ちょっと歩くと汗ばみそうなので、
温泉の前に一旦食事をして、それから温泉へ向うことにしました。
そしてこのこの静かな港町にせっかく来たのだから、のんびりした時間も過ごしたい。
どこかでお茶でもしよう。食後に一息ついてから、温泉後にしようか。
とりあえず食事だけはと海沿いの海鮮料理屋さんに向いながら考えた結果、
温泉後に夕暮れ時にのんびりしようとかえり間際に変更。
しかし、お茶出来るところなんてある?
送迎のバスの中で探していると、こちらを発見。
よしここにしよう。
いつになく、のんびりとゆったりとしたオーバーホール。
風呂上りでも、汗ばむほどではない気候。
帰りのバスに乗り込み駅に到着すると、再び静かな住宅街を歩いてこの店に向います。
細い小道を抜けると漁港が見えてきました。
この辺のはずだけど?と思いながら歩いていると、見えた目印。
路地裏に入れば、古民家に赤い店名の書かれたテナント。
入り口のビニールカーテンを開ければうちっぱなしの床。
壁も床のようなグレーな世界で奥には緑やテーブルなどまだ真新しい
スタイリッシュ&COOLな空間。
まるでここが、小さな港町とは思えないような洒落た空間です。
ちなみに先客はおらず、貸切状態。
手前の椅子席、置くの広いテーブル席と壁際のカウンターとありましたが、
全体が見渡せて広々とした開放感が得られそうな手前の椅子に荷物を置き、会計のスタンド前に。
店員さんは、女子が二人。
なんとなくじっくりとメニューを見るのも恥ずかしく、
目にとまったホットコーヒーをオーダーしましたが、
やはり風呂上り、やっぱりアイスに変更。
右隣には、バーガーのようなものもありましたが、
晩御飯の時間も近いだけにここは我慢。
席につきボーっと店内を見回しながら、ゆったりとした時の流れに心委ねる。
しばして出てきたアイスコーヒーを細いタイプのストローでかき混ぜながら、
ガムシロップとミルクをたっぷりいれ、混ざっていく様を見つめる。
ゆっくりと飲みながら、セルフの水で途中途中で口直ししながら、
この旅の振り返りと、次の旅の計画を立てるひと時。
長めのオーバーフローだった割には思いのほか喉が渇いていなかったので、
苦甘いすっきり冷たいアイスコーヒーをじっくり味わいながらのんびり。
ふと気づいた時にはもう閉店間際の17:00前。
さて、帰ろう。
すっかり時間を忘れさせてくれた空間に別れを告げ、
せっかくの入浴後だけに汗をかかないようゆっくりと歩いて駅へと向ったのでした。
評価詳細:3.41
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2020/01訪問
SERENOさんへ2回目の訪問。
ご飯:白飯(コメも美味しい)
味噌汁:鯛のあら汁(お腹に優しいお味)
刺身:
たこ(ツボ釣りのタコ)
ハマチ
炙りハマチ
酢の物:なまこ酢(素潜りでゲット)
天ぷら:忘れました
外観:古民家
内観:リノベでオシャレ
BGM:お洒落なジャズ
これで1430円(税込)!
人生5本の指に入る、感動のランチでした❗️
加太に、2018年6月30日、東京大学生産技術研究所・川添研究室(建築学)が分室・地域ラボを開設した。海へと下る細い坂道に面した、推定築100年の蔵を改修して使っている。
「地域交流拠点」をどんなものにするか、誰が運営を担うのか、検討する必要があったからだ。カフェなら利益も出せるし、地域の人だけでなく観光客も入れる。
カフェの経営には、加太で生まれ育った西川晴麗さんが当たることになった。西川さんの父親は漁師で、加太まちづくり会社の役員でもあるという。
「以前から、いつかカフェを開きたいという夢はありました」と西川さん。
「それを知っていた父やまちづくり会社の人たちから、晴麗ちゃんやりなよ、と声を掛けていただいて。
加太は小さなまちですから、みんな私が小さい頃から知っていて、親戚みたいな間柄なんです」
セレーノの改修は、西川さんの意見も入れて進められた。高圧木毛セメント板で補強し、古い部分と新しい部分を対比させるコンセプトは分室と同じだ。
天井と欄間や小壁は既存のものを、そのままの位置に残し、開口部もほぼそのまま。床の間のように見える部分は、かつての押し入れを利用したものだ。グレーを基調とした無機的な空間に、昔の家の間仕切りが重なるのが面白い。
西川さんの「明るくしたい」という要望もあり、奥の壁には大きなはめ殺し窓をつくった。この窓から見える景色は、通りからは見えない、町の“内側”だ。川添さんは「町の額縁」と呼んでいるそうだ。
「セレーノ(SERENO)」はイタリア語で「晴天」を意味する。西川晴麗さんの名前の一文字であるだけでなく「漁師町のイメージも掛けているんです」と西川さん。「漁師は太陽に合わせて仕事をする。父の背を見ながら感じていたことでした」
セレーノで出すシーフードは、すべて西川さんが父親から直接仕入れている。だから新鮮。
サービスするときには、素材と調理法をひとつひとつ丁寧に客に説明する。定食のほか、軽食として白と黒のフィッシュバーガーも用意しました。
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パンも自分で焼くそうだ。
「黒いほうには備長炭が入っています。これも和歌山の名産ですから」と西川さん。
今後はもっとメニューの種類を増やすのが希望です。
和歌山市加太の路地にあるシーフードカフェです。
海沿いの道路と港の防潮堤の間に店名が書かれたブロックが置かれていて数台分の駐車場があります。
店内は古民家をお洒落にリノベーションしたカフェ風の古民家の感じを残しながらお洒落な雰囲気になっています。
先にレジで注文して支払いを済ませる方式です。
ペイペイ支払いに対応しています。
メジロの天ぷらを紀州備長炭を練り込んだパンズで挟んだフィッシュサンド(黒)450円+税とホットコーヒー 400円+税を注文、
メジロと言えば、成長するごとに呼び名が変わるブリとハマチの間の成長段階での呼び名ですね。
フィッシュサンド(黒)
紀州備長炭を練り込んだパンズで、メジロ、大葉、紅生姜の天ぷらがそれぞれ挟まれていて、メジロは濃厚な旨味が感じられて紅生姜もとても良いアクセントになっていて、大葉の風味も良いです。
メジロが強いので紅生姜に負けておらず、良いバランスになっていてなかなかの美味しさ♪♪
ホットコーヒー
深いコクがあって、しっかりした苦味で酸味のバランスも良くて美味しい♪♪