メッセンジャーの○○は大丈夫なのか?
2019年4月25日(木) 23時56分~24時53分 MBS毎日放送
齋藤聖人(さいとう・きよと)さんが出演します。
山形県東置賜郡川西町で農業を営む「スーツ農家 齋藤君」こと齋藤聖人(さいとう・きよと)さんはスーツを着て農作業をする農家として注目されています。
齋藤聖人さんはトラクターを運転するときも、田んぼのぬかるみで作業するときも、常にスーツ姿。帽子・シャツ・ネクタイはおしゃれなビジネスマンのようです。田んぼで農作業する姿はかなりの違和感があります。
もちろん最初はスーツ農業は周囲から理解されず、逆に「農業をなめているのか?」と思われたらしい。祖父はスーツで作業することを危険だと考え、父親も初めこそ混乱したものの、何も言わなかったという。
しかし現在では、国内外から取材を受けるほど注目される存在に。そのユニークな農業スタイルを楽しみながら応援してくれる人も増え、齋藤聖人さんは今後もスーツ農業を頑張っていく予定だ。
家齋藤聖人(さいとうきよと)が作業着を着ない理由
若者に農業のマイナスイメージを抱かせないため、スーツ姿で農作業を行っているらしい。若い世代などさまざまな方に農業に注目してもらいたいから結果たくさんのマスコミから注目を受け取材が殺到。
江戸中期から続く200年以上の歴史を持つ農家の16代目。10代の頃は退屈に思えて都会で過ごしたが、数年後に結婚したのがきっかけとなり、実家の<家福来ファーム>で就農することを決心したそうだ。その際に、「農業のイメージを変えたい」という思いから、スーツで農業をするというスタイルを始めることに。
家福来(かぶら)ファームのこと
齋藤家に代々伝わる蕪(かぶら)の焼印。
昔から、その焼印を農機具に押して使用してきました。
家福来(かぶら)ファームの名前はソコから来ています。
齋藤家にとって大事な蕪に
「このお米を食べるお家に福が来てほしい」
そんな想いを家福来(かぶら)に込めて、家福来米は生まれました。
洒落のような名前というなかれ・・・ソコには江戸中期から代々16代に渡った米作りの歴史があります。
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米の品種
家福来米の品種は「コシヒカリ」です。
味の特徴としては、アミロースが少ないため粘りが強く冷めても美味しく保存性に優れています。
コシヒカリが美味しいとされているのは成分(アミロース、アミノペクチン、タ ンパク質等)それぞれのバランスがよく粘り・つや・香りが優れ、弾力があり、冷めても美味しいので人気のあるお米として有名です。
栽培地山形県東置賜郡川西町
周りを山に囲まれた盆地になっているため、盆地特有の気候「昼夜の寒暖の差」がさらに食味を上げます。
日中は気温が上がり太陽の光をたっぷりと浴びて成長し、夜は気温が下がり蓄えた栄養分をお米の粒に蓄えていきます。
また、川西町は県内でも有数の豪雪地域です。
農作物の中でも特に水稲は大量に水資源が必要だと言われ、水の良し悪しが米の美味しさを大きく左右します。
冬に積もった大量の雪は、山のミネラルを多く含んだ良質な清流となり置賜地域を潤します。
川西町のお米は、この良質な水に育まれ美味しく育ちます。
栽培方法は
家福来ファームでは現在、「慣行栽培」と「自然栽培」の2つの栽培方法を取り入れています。この2つの栽培方法が全てではなく、「互いの良い点をうまく取り入れていきたい」そう思うからこそ、よりおいしく、より安心できるお米づくりを行っているようです。
「おいしいお米を、毎日お腹いっぱい食べて欲しい。」
そう思うからこそ、家計の負担にならないよう、低コストで価格を抑え、農薬使用に関しては「お医者さん(生産者)から患者さん(お米)へのお薬」という考えのもと、適切に使用することで、安心安全かつ安定したお米づくりを行っている。
また、昨今のニーズにお応えすべく家福来ファームでは、無肥料・無農薬の自然栽培米にも挑戦しているのです。
しかし、自然栽培を行う上ではどうしてもコストがかかり、収穫量も少ないため高価になってしまいます。
それでも、安定した収穫量を確保できる慣行栽培を主軸にしているからこそ、自然栽培米も価格を抑えて皆様のご家庭にお届けすることが可能になりました。
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