保延真織(南甲府警察署)の今の仕事は鑑識係です。
3月19日(日) フジテレビ ザ・ノンフィクション
舞台は山梨県で一番忙しいと言われる南甲府警察署。
そこで働く2人の女性警察官が主人公です。
1人目は刑事第一課鑑識係の保延真織巡査長 保延真織さん(28歳)
結婚を控えています。
お相手は警察官です。
保延真織さんは披露宴の席次順で悩んでいます。警察は階級組織。
もし席次を間違えば大変なことになるのです。
まして彼氏も警察官なのでお互いの上司などが列席するので非常にややこしい。
悩みのタネのようです。
そんな保延真織の所属部署や仕事内容や結婚のことなどを紹介します。
保延真織(ほのべまおり)ふりがなは推定
南甲府警察署刑事第一課鑑識係 巡査長
さて彼女の仕事は鑑識係です。テレビでもおなじみの地道な仕事。
交通事故のひき逃げなどがあれば、道路を舐め回すように遺留品を探す姿をテレビで見ます。
警察24時系統の番組でおなじみですね。
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鑑識係の仕事
恐らく日本で一番有名な鑑識係はこの方です。
『相棒』の鑑識課員・米沢守さんです。
なんと警察学校の先生になってしまってドラマを卒業しました。
鑑識の仕事!立場は捜査一課の刑事と同じ?
現場で腰を屈めてうずくまり、黙々と働く制服の捜査員。
鑑識課員といえば、そんな地味なイメージがあるでしょう。
しかし、どんな事件も起訴か不起訴の判断もしくは裁判で容疑者を有罪とするには、鑑識課の働きがないと成り立たないのです。現代警察捜査には無くてはならない部署なのです。
鑑識の仕事を詳しく紹介します。
鑑識は刑事などと立場は同じ
鑑識課の仕事は、遺留品を集めること。それこそ髪の毛1本から爪のひとかけらまで収集し、指紋や足跡といった痕跡も独自の技術で採集・分析します。
この遺留品が逮捕から起訴、そして裁判の判決に至るまでの証拠になります。つまり、苦労して被疑者を逮捕し自供を得ても、鑑識課員の集めた証拠がなければ、最終的に無罪となる可能性が大きいのです。
日本は証拠第一主義。
鑑識課は刑事部に属し、他の課とは独立しています。鑑識は捜査第1課や捜査第2課の刑事などと立場は同じなのです。
鑑識課は専門分野に分かれている
鑑識課は「足跡係」「指紋係」、現場をカメラで記録する「写真係」などの専門分野に分かれ、各々が職人のようなプライドを持っています。
各分野のプロが集っています。
そのため、現場を有利に保つために、係員同士が対立することも。
しかし、小さな所轄では鑑識課員が1名か2名しかいないこともあるので、その場合はすべての作業を少人数でこなすか、刑事も鑑識活動に加わることがあります。
鑑識には初級・中級・上級の資格があり、警察学校で全員が初級の取得を義務付けられています。このため鑑識課員でない捜査員でも、ある程度の鑑識活動は可能なのですね。
現場で鑑識活動が行われている間、捜査員の立ち入りを禁止することもあります。目に見えない痕跡や細かい証拠品を探す間、ドカドカと刑事たちに入り込まれては、作業の邪魔になるからです。
事件が発生すると、まずは所轄の署員が駆け付け現場を見張ります。続いて鑑識課が向かって現場の証拠を集め始めます。
事件発生から現場に駆け付けるのは所轄警察署、機動捜査隊、鑑識課、捜査1課の順。その後、捜査本部の開設となります。すなわち、鑑識は刑事より早く現場に急行するのです。
鑑識は殺人だけではなく、強盗、放火、盗犯といったあらゆる事件を扱い、24時間体制のために極めて多忙。しかも、専門技術や知識が必要なため、慢性的に人員不足だといわれています。
こんな中で保延真織が何とまさかの妊娠。
大好きな現場に出ることも叶わなくなってしまったのです。
そりゃ現場保存のために1分1秒を争う状況で、妊娠している署員をそんな職務につかすことは出来ません。
保延真織さんどうしたんですか?油断してました?
まとめ
保延真織さん非常にやりがいのある仕事なので、結婚して警察官をやめることは考えていないと思います。妊娠したら後方の業務につくのでしょうか?
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