吉寿屋創業者の神吉武司(かみよしたけし)の信条は?「よしや」成り立ち

吉寿屋の成り立ち

徳島県鳴門市出身の神吉武司が1964年(昭和39年)6月1日、大阪市北区にて菓子の卸売・流通商社を立ち上げたのが始まりで1968年(昭和43年)に法人化。1986年(昭和61年)10月には「お菓子のデパートよしや」を開設し、国内初となるお菓子のフランチャイズ店舗事業に乗り出す。

2014年(平成26年)現在「お菓子のデパートよしや」の店名で直営店36店舗、おかしのデパートの店名でFC契約82店舗計118店舗を運営している。

 

関西では有名なお菓子のデパート「よしや」

手軽な予算で気軽にお菓子を買うことが出来る店として繁盛しています。

創業52年を迎えた菓子問屋の吉寿屋。卸売りのほか、専門店「お菓子のデパート よしや」という直販店を関西を中心に101店舗展開している。

 

小売店の価格は定価の約2割引き。品揃えはロングセラー商品からスーパーやコンビニで見たこ とのない菓子まで…なんと1400種類。

まさに「お菓子のデパート」だ。商品の単価が安く儲けが薄いと言われる菓子業界の中にあって、吉寿屋は、独自の社 員をやる気にさせる報奨制度を作り上げ、業界トップの利益率をたたき出しているという。その結果、創業以来“赤字無し”の健全経営を続けています。

 

そん な独自すぎる仕組みを作り上げた人物こそ、創業者の神吉武司。そして、仕入れ部門で武司を支え続けてきた現・会長で弟の秀次だ。兄弟二人三脚で作りだした ユニークな最強菓子会社「吉寿屋」。その強さの秘密に迫ります。。
スポンサーリンク

神吉さんは参加者にこう語りかけた。
「両親は子どもの幸せを願っている。
子どもの幸せを願わない親はいない。
だから幸せになることです。
両親が健在でも亡くなっていても子どもが幸せであることが
一番の願いです」

親は自分のことよりも子どものことを考えている。
その親をおもえば、幸せにならないといけない。
「幸せです」といつも思っているようになっていたい。

神吉さんの言葉は胸に響きました。

『早起き力~社員が幸せになり会社も伸びるもっとも簡単な方法~』
株式会社吉寿屋 代表取締役会長 神吉武司氏

とことんこつこつで商売繁盛
誰にも簡単にできることを、誰にも出来ないことぐらい継続する
ちょっとしたプラスが10年20年続くと大きな差になる。

お客様が来ない時はひたすら掃除。

数字に心がこもるには、PLの数字だけ見ていてはダメ。現場を見ないといけない。

早起きは誰にでも出来、資本は要らないが…

海老で鯛を釣るのではなく、鯛で海老を釣る。継続すると結果がでる。そうすると鯛で鯨が釣れる。ただ20年はかかる。

コツコツ社員には報奨の大盤振る舞い。報奨制度は100以上ある。
社員の頑張りは、家族の支えがあってこそ。だから、家族で喜んでもらえるものを贈る。

(以下講演会より)

 

スポンサーリンク

物の考え方が間違っていたら成果は出ない。良い方にものを考えることが大事。

日本にあるものを見つけると、資源が沢山ある。海を入れると日本の面積は世界で6番目の広さ。

眼にみえないもの(例えば“気”や“風”)を大切にする。

私の経験では7年継続したら、必ず成果がでる。

≪何か1つを7年続ける≫
創業より51年、起床3時半、5時出社。50年続けると自分でも信じられないほどの成果がでた。何か一つ7年続けたら必ず成果がでる。

≪企業がうまく行くには家族が幸せになること≫
自分は生かされている。
父母の願いはわが子が幸せになること。もっと父母が喜ぶことは、周りの人を幸せにすること。父母はあの世からもわが子の幸せを願っている。
「幸せ」と言っていたら、勝手に幸せになる。
親孝行できたら企業も上手くいく。

≪トイレ掃除は一番≫
きちっと3Sが出来たら…
トイレ掃除が一番。代表者がトイレ掃除をすると会社は一篇によくなる。東京商工リサーチによると、代表者が7時までに行き仕事をしている会社の倒産はゼロ。

≪あさは夜より賢い、タバコはだめ≫
朝の2時間は夜の4時間に相当する。
残業でタバコを吸う人はあまり仕事のできない人。
大きな事故を起こした車は汚れている。
サラ金の取り立て屋が行く家は、みな万年床。

きちっと掃除をして、収入の80%を使い、20%は貯金する。利益の20%を貯金すると、恐ろしいほど信用ができる。いざという時にそれを使う。

挨拶は相手の顔を見て頭を下げて。
父母の笑顔を浮かべて「いただきます」。

人間を変えるのは一番難しい。

 

≪履物をきちんとそろえる≫
一滴の水を大切にすると、ほかのものも大切にできる。これは家庭でも会社でも基本。
履物をきっちりそろえる。トイレの履物を揃えるだけで会社が変わった。
机の中にはボールペンは一本。たくさん入れていても使うのは一本。書けるペンを探すのに数秒はかかる。毎日数秒違うと7年間で…

4時半に自宅を出発すると15分で会社に到着する。7時だと30分かかる。早朝は各停でも特急より早い。
きっちり履物を揃えるだけで、勉強がよくできる。親が靴を揃えたら、子供が揃えるようになる。
親の言うことは聞かないが、親のすることはするようになる。

≪物を渡すときは必ず両手で≫
物を手渡すときは必ず両手で。受け取る時も必ず両手で。一篇に会社は変わる。
代表者から良い癖をつけると、社員は勝手に見習う。

企業が成長するためには、まず家庭から。家庭がもめているようでは企業も上手くいかない。
社長の一番大きな仕事は社員のやる気を出させること。火鉢と同じ。

≪ぜいきんを≫
利益が出ていなかっても、社員には何かを出す。みんなでがんばったら、必ず利益が上がる。
利益は社会に貢献する一番のもの。税金をよう払わない会社はもたない。税金を沢山払う会社が大きな会社。
私が食べているものを作ってくれている人には、多分一生会わない。その人たちに感謝するには税金を払って、それで街が良くなるようにする。

 

スポンサーリンク

関連記事

小林正寿(Zip気象予報士)の中学や高校は部屋がミニマルだと

秋場航(トレーナー)の身長や筋肉!ジムの場所は?料金やメニューも紹介

小原玲は元フライデー専属カメラマン今現在は動物写真家でアザラシ撮影

赤松利市は路上生活小説家?受賞歴や経歴は?執筆はマンガ喫茶で

辻井啓伺のプロフィール出身はJAC!スタントマンの年収を調べた!

雅美!アキラ100%を影で支える看護師妻!R-1に美容液を渡したワケ