葬儀・告別式のマナー
葬儀への参列は付き合いの程度で判断しよう。
葬儀には遺族、近親者のほか故人と親しいひとが、
出席し一般の会葬者は、葬儀と同時に行われる告別式に
参列するのが通例です。葬儀への参列は定刻前に
告別式への参列は時間内の出向きます。
一般会葬者の装いの基本は略礼服
男性はブラックスーツが一般的ですが、急な時は
ダークスーツでもネクタイが黒ならば失礼に当たりません。
女性は黒無地のスーツやワンピース、アンサンブルまたは地味な
色の平服を着用します。
出棺はできるだけ見送るように
告別式が終わり、喪主のあいさつが終わると出棺です。
出棺はできる限り見送るのがマナーです。
よほど寒いとき以外コート類を脱いで手に持って
見送りたいです。合掌や黙とう、黙礼などで静かに
見送りましょう。
火葬場へ同行したい場合は申し出る
火葬場へは遺族と近親者が同行するのが通例ですが、
遺族から依頼があれば、できるだけ同行します。
時間がないときは、「申し訳ありませんがどうしても
しょようがありまして」などとお詫びをして、辞去します。
自ら希望する場合は、車の手配などがあるので、遺族や世話役に
申し入れておきましょう。
火葬場へ同行したら精進落としに出席する
仏式では火葬の後、葬儀で世話になった人を招いて
「精進落とし」が行われます。
招かれたら辞退する必要はなく、出席しましょう。
遺族が悲しみと疲労の中にいることを忘れず
時間が来たら、挨拶をして早めに辞去します。
スポンサーリンク
葬儀・告別式の後は静かに帰路に就く
霊柩車が火葬場に向かったあと、会葬者はそのまま
解散になります。ほっとしたからと言って
大声ではなしたり、わらったりするのは避け
静かに帰路につきましょう。また知り合いと一緒に
替える場合など、故人のうわさや死因などの
話題は避けた方が賢明です。
自宅に戻ったら、塩で身を清める
通夜や告別式に参列すると、会葬礼状とともに、
塩が入った小袋を渡されると思います。
これは市の穢れを払うための「清めの塩」とされています。
自宅に帰ったら、前漢の前で、自分でまたは家族などに
手伝ってもらい、塩をかけて身を清めましょう。
かける場所は、胸元、背中、両足、両手です。
ただし死を穢れとみなさない浄土真宗は清めの儀式は
おこないません。
辞去のあいさつ
- おさびしくなりましたが、私もできるだけお伺いするように
いたしますので。
- お疲れでしょうから、お体を休めることに専念なさってください。
葬儀2につづく
スポンサーリンク