山本佳奈は美人医師(ナビタスクリニック)の卒業大学や画像は

2020年2月14日のひるおびに出演しました、
美人内科医です。出身大学や経歴画像を紹介します。

 

山本佳奈医師のプロフィール

山本佳奈

山本佳奈(やまもと・かな)/1989年生まれ。滋賀県出身。医師。2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。ときわ会常磐病院(福島県いわき市)・ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員、東京大学大学院医学系研究科博士課程在学中、ロート製薬健康推進アドバイザー。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)がある。

山本佳奈医師の意見

AERAより転載

周知のとおり、封鎖された中国・武漢にとどまらず、中国国内はおろか、世界へと感染が拡大し続けている新型コロナウイルス。

結局、世界保健機関(WHO)はいったん宣言を見送ったものの、1月30日に新型ウイルスが中国以外で拡散するリスクを理由に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」であると宣言した。それにもかかわらず、コロナウイルスによる新型肺炎の感染者数は日に日に増える一方です。

中国の保健当局は2月10日時点で、中国国内の患者数が4万171人を超え、死者は中国本土だけで908人になったと報告しました。新型コロナウイルスによる死者数は、2002 年に中国広東省で流行したSARS(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)の全世界の死者774人を上回っています。

このような状況の中、ここ1カ月で、武漢の臨床医や研究者らを中心に10報以上の医学論文が発表され、新型コロナウイルス感染の実態が少しずつ明らかになってきました。1月下旬には、アメリカの世界的な医学誌(NEJM)に、『12月半ばからすでにヒト・ヒト感染が起きていた』という中国の感染研からの報告が掲載されました。この報告は、初期対応が間違っていたことを中国の感染研が認めたことを意味しています。

感染者の基礎疾患や年齢、初期症状、死亡数など、大量のデータを集めて論文という形でシェアをしている一方で、日本はどうでしょうか。

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厚生労働省のホームページに「14日以内に湖北省への渡航歴がある方、あるいはこれらの方と接触された方ではない場合は、お近くの医療機関を受診してください」とあるように、日本では湖北省に関係のある人しか検査を受けることができないのが現状です。

また、水際対策としてクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号の乗員乗客3711名が14日間も船内に拘束させる検疫や、武漢からの政府チャーター機による帰国者のホテルでの隔離、

さらにはサーモグラフィーでの熱の感知や症状を申告することによる空港での検疫が行われていますが、無症状の新型コロナウイルス感染の報告や潜伏期間、さらには日本国内での3次感染の可能性が示唆されている中で行っても無意味であると言わざるを得ません。

そもそも、水際対策は国内で感染が広がっていないのが前提で行うべきなのですから。

タイから日本に観光に来ていた夫婦のうち、妻が日本滞在中に体調不良を訴え、夫はタイ帰国後に症状が出たとも報じられています。横浜に接岸しているクルーズ船でも、感染者は検査した延べ336人中70人となっていますが、

クルーズ船のような密室空間では急速に広がることを考えると、2週間の船内拘束でさらなる感染者数の増加はやむを得ないでしょう。

インフルエンザ検査は陰性であった人の中には、新型コロナウイルス感染症である人がきっといるのだろうなと思いながら、私自身日々診療しているというのが本音です。

日本では湖北省に関係のある人しか検査を受けることができないため、新型コロナウイルス感染者の実際の数を把握できていないだけで、国内感染は確認されているよりずっと広がっていると思っています。

米テンプル大学医学校のマーゴット・サボイ医師は、「私たちは未知のものを恐れ、新しい新興の感染症についての情報を求める。

何が真の脅威で、何がそうでないのか、私たちはすぐには判断できない。だから、必要のないパニックを起こすことがある」と指摘しているように、日々刻々と事態が変化していく中、今、私たちができることは、体力の維持、栄養や睡眠をしっかりとる、免疫の低下を防ぐ、そして手洗いです。

新型コロナウイルスは、基本的には風邪のウイルスですから、風邪やインフルエンザに対する予防法が最も大切となるのです。

今年は、暖冬のせいかインフルエンザの流行は、12月23日から29日までの定点当たりの報告数が23.24だったのが、1月27日から2月2日は14.11と、前週の報告数の18.00より減少し、12月に比べると流行は落ち着いていることがわかります。

とはいえ、まだまだインフルエンザの流行期。米国疾病予防管理センター(CDC)によると、今シーズンでは、これまでに米国内で1500万人がインフルエンザに感染し、子どもを少なくとも54人含む8200人が死亡しているといいます。

米国食品医薬品局(FDA)のゴットリーブ長官も、「FDAが承認したインフルエンザを治療する抗インフルエンザ薬はいくつかあるが、予防接種の代わりになるものはない」と述べている。

未知のものを恐れる前に、日々の予防はもちろん、インフルエンザや風疹、麻疹などワクチン接種によりすでに予防可能な疾患から自分の身を守ることが大切であり、今すぐできることでもあるのではないでしょうか。

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