川原田邦彦(アジサイの世界)の経歴や出身大学!【マツコの知らない世界】

マツコの知らない世界
2019年5月21日(火)  20時57分~22時00分TBS系列で放送
川原田邦彦さん(アジサイの世界)が出演します。

アジサイは謎がいっぱいです。

川原田邦彦の経歴

1958年、茨城県生まれ。
東京農業大学造園学科卒業。

(社)日本植木協会会員。「趣味の園芸」講師として活躍するほか、樹木のナーセリー、造園などを幅広く手がける。

カエデやアジサイ類、特にヤマアジサイは長年にわたり、幅広く収集、研究を続けている。

主な著書『NHK趣味の園芸よくわかる栽培12か月 フジ』『NHK趣味の園芸よくわかる栽培12か月カエデ、モミジ』ほか。 JGN創立メンバー。

1980年代に造園や栽培の仕事をはじめたころは、ガクアジサイとヤマアジサイの違いも知らなかった。

アジサイは梅雨時期の風物詩ではあったんですが、その頃は今ほど品種もなかった。ピンクに咲いたりうすい水色に咲いたりする、品種名もない在来種のガクアジサイがあるくらいのものでした。

1980年代の中頃、園芸雑誌に登場したアジサイコレクターの山本武臣さんがヤマアジサイを紹介している記事を見つけたんです。その記事の中では、 ‘黒姫’、’七段花’、’舞妓’、深山八重紫’などが紹介されていました。

80年代のアジサイはまだ夜明け前だった。 ありきたりのアジサイしか知らなかった川原田邦彦さんも、これはスゴい!と驚いて、すぐにヤマアジサイを探し始め、2〜3年のうちに数十品種が集まったというのだ。

現在では650〜700品種が川原田さんの手元にあります。

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そうこうするうちに、1980年代の後半からヤマアジサイの人気が出てきたのだ。

しかし人気といっても、あくまでもマニアの中での人気。アジサイを売っていると、一般家庭で人気があるのはやはりガクアジサイ。店頭に100鉢アジサイを並べるなら、50鉢はヤマアジサイでもいいけれど、50鉢はガクアジサイを置いておかないといけない。

どちらか一方だけでは商売にならなかった現実があったのです。

あじさいの色が変わるわけ・・・知っていましたか?

アジサイは土壌のpH(酸性度)によって花の色が変わり、一般に「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」になると言われている。

これは、アルミニウムが根から吸収されやすいイオンの形になるかどうかに、pHが影響するためである。すなわち、土壌が酸性だとアルミニウムがイオンとなって土中に溶け出し、アジサイに吸収されて花のアントシアニンと結合し青色を呈する。

逆に土壌が中性やアルカリ性であればアルミニウムは溶け出さずアジサイに吸収されないため、花は赤色となる・・・(中略)・・・同じ株でも部分によって花の色が違うのは、根から送られてくるアルミニウムの量に差があるためである。・・・

また、花色は開花から日を経るに従って徐々に変化する。最初は花に含まれる葉緑素のため薄い黄緑色を帯びており、それが分解されていくとともにアントシアニンや補助色素が生合成され、赤や青に色づいていく。

さらに日が経つと有機酸が蓄積されてゆくため、青色の花も赤味を帯びるようになる。これは花の老化によるものであり、土壌の変化とは関係なく起こる。

あじさいの香り

アジサイの花(正確にはガクですが)はとてもキレイですが、残念ながらバラのような良い香りはしないですよね。その点は不利です。

あの見た目でもし良い香りまでしたら、きっと今以上に人気が出のは間違いないでしょうに。

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