川人博弁護士の大学や事務所場所は?過労死の労災認定専門家【仕事の流儀】

プロフェッショナル 仕事の流儀「過労死と闘い、命を守る~弁護士・川人博~」

2017年11月20日(月)  22時25分~23時15分 NHK総合テレビで放送

川人博弁護士68才

過酷な労働が原因の過労死や過労自殺、今、私たちにとって極めて重要なこの問題に30年以上にわたり、取り組んできた弁護士です。

弁護士としての主たる仕事を“労働者を守ること”に定めた若き日、その当時は過労死や過労自殺の「労災」の認定は極めてハードルが高く、労災認定も現在ほど認められなかったのです。

川人博弁護士は、さまざまな証拠、そして関係者の証言を徹底的に集めることで、勤務記録には残らない過酷な労働実態をあぶり出し、労災認定をこつこつと勝ち取ってきたのです。

それでもなお労災認定の壁は高く、認定率は全国平均で4割程度と言われています。半分以上が認定されない厳しさです。

しかし、川人博弁護士ははどんなに壁は厚く、高くとも、最大限の知恵を絞り、壁を突破することこそ、弁護士の仕事と語ります。「亡き人になりかわる」ことをモットーに、番組では社会を動かすことに挑む。その日々に密着します。

 

川人博の経歴

氏名:川人博(かわひとひろし)

職業:弁護士

1949年 大阪府泉佐野市生まれ
泉佐野市立日新小学校、
同市立第三中学校、
大阪府立三国丘高校、
東京大学経済学部を卒業。
1978年 東京弁護士会に弁護士登録。
文京総合法律事務所を経て、
1995年 川人法律事務所創立。
1988年から 「過労死110番」の活動に参加し、現在、過労死弁護団全国連絡会議幹事長。
1992年から 東大教養学部「法と社会と人権」ゼミ(全学自由ゼミまたは自主ゼミ)を担当している。

【役職等】 厚生労働省・過労死等防止対策推進協議会委員
過労死弁護団全国連絡会議幹事長
過労死等防止対策推進全国センター共同代表幹事
内閣官房拉致問題対策本部 拉致問題に関する有識者との懇談会の有識者委員
東京弁護士会人権擁護委員会国際人権部会長
(2017年9月現在)

出典:川人法律事務所公式サイト

 

若くから弁護士として過労死問題に取り組んでいます。

スポンサーリンク

元電通高橋まつりさんの過労死

「高橋(まつり)さんという方が亡くなりました」

ニュースで報道されたのでご存じの方も多いでしょう。

「経過は、昨年4月に入社。10月に本採用。保険会社のインターネット広告について広告をうったことの影響を分析し、それに基づいて改善策を考えてクライアントと相談することを1週間単位で行うという業務です。

加えて本採用になった10月半ばから証券会社も担当になりました。仕事量が膨大となりまして深夜勤務が常態化し、睡眠時間が非常に少なくなった」

「この会社では公式的な記録、自主的なものと電通での入退館の記録がゲートで残ります。自主申告とは異なり、この記録では翌日勤務の26時、25時とあります。このように極めて長時間の深夜までの労働が行われていた」

この電通の事件も非常に悪質と言わざるを得ません。
『会議中に眠そうな顔をするのは自己管理ができていない』といわれたりしています。20代の女性に対し、(上司が)『髪がボサボサ』といったり、『つらいのはキャパがなさすぎる』と叱責しているわけです。上司側の労務管理に問題があった」

こうゆう上司からのパワハラは日常茶飯事のことでした。
上司や電通の責任は非常に重いです。

 

スポンサーリンク

関連記事

寺本英仁の経歴!島根県邑南町の場所は?全国自治体注目の理由

写真のたなかやの評判や場所や料金は他の店と差別化?就活合格の秘訣

山口桂(クリスティーズ)の経歴!なぜオークションの仕事に?【プロフェショナル仕事...

藤田重信(フォントデザイナー)の経歴や会社!筑紫体開発暴れる書体とは?

レジェンド「葛西紀明」不幸乗り越えプロフェッショナル仕事の流儀に

荻田和秀(産婦人科医)の経歴や勤務病院は?コウノドリのモデル?