村尾政樹(子供貧困対策)の専門家!経歴や取り組み【ハートネットテレビ】

NHK Eテレ20:00 ハートネットTV ブレイクスルー 「NPO事務局長 村尾政樹」が出演します。

村尾政樹さん”6人に1人の子どもが貧困状態と言われる日本。”今回の主人公は、この状況を改善しようと取り組むNPO事務局長の村尾政樹さん(26歳)。村尾さんは経済的な困難を経験したことのある学生たちと一緒に活動することで、子どもが生きやすい社会を作ろうとしています。

村尾 政樹(こころから笑い合うためのネットワーク・ここわらねっと設立メンバー)
小学生の頃、母親が自殺。その後、生活や進学に困難を抱えた経験から「困っている人の力になりたい」と強く思うようになります。
「まーくん、写真撮ろう」。神戸市の小学6年生だった春。ストレスなどで病気を患っていた母親は、この日体調がよく、地域のお祭りに一緒に参加しました。
しかし村尾さんは、写真撮影を断った。「母親っ子」だった村尾さんは、体調を崩して家事も滞りがちだった母親に、冷たい態度をとっていました。今も村尾政樹さんは後悔しているはず。なんでもっと優しい態度を取れなかったのかを。
1週間後。「いってらっしゃい」という声かけに答えず、彼は小学校へ向かった。その日、母はこの世を去っったのです。村尾さんの父親は貿易関係の会社員をしていた。
早朝5時に出勤し、子どもが就寝時に帰宅する生活は、母親の死後も続いたそうです。父は定時で帰ることを希望したが、会社には「慈善事業ではない」と言われたという。弟は翌年、児童養護施設に移った。

村尾さんの家庭は決して貧困家庭では有りませんでした。

父親の仕事は深夜に及び、コミュニケーションも十分とれなかったのです。村尾さんは、高校時代は週4日のアルバイトで進学の学費をためて家事も自分でこなすなど、がんばることを強いられ、「多くの人に支えてもらってはいたが、『見えない貧困状態』だった」と当時のことを振り返っています。

 

村尾政樹の取り組み

子どもの貧困対策推進法成立から2年たった2015年6月19日、「あすのば」がスタートしました。村尾政樹さんは大学院を目指すのを辞め、村尾さんは専従スタッフとなった。

●「あすのば」は、子どもの貧困世帯へのライフライン費用負担の軽減や小・中学校での給食の全校実施と無償化、学生への無利子の奨学金制度などを提言している。

●どもの貧困対策法で対策の実行が各都道府県に任されているため、47都道府県を調査(日本大学との共同プロジェクト)したところ、単独計画を策定する予定のない都道府県が4割に上ることを明らかにした。

現在の取り組みはあすのばの事務局長として村尾さんは、子どもの実態を「見える化」し、子どもの声を反映させるべく行政や地域に働きかけている。

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村尾政樹の経歴

子どもの貧困対策を推進する『公益財団法人あすのば』事務局長。社会福祉士。兵庫県神戸市生まれ、26歳。
北海道大学教育学部卒業アルバイトでためたお金と奨学金で大学を卒業

大学2年の時ここわらネットでを立ち上げ中心メンバーになりました。
2015年5月5日、こどもの日をキックオフに子どもの貧困対策センター(仮称)設立に向けた新たな運動が始まりました。

主体となった学生代表の高橋遼平君は北海道帯広市出身。学生のファシリテーターを務める村尾政樹は学生時代を北海道で過ごし、あしなが大学奨学生としての活動や「こころから笑い合うためのネットワーク・ここわらねっと」の活動を通じて、北海道の子どもたちの現状を社会に発信してきました。

子どもの貧困対策は都市型の対策だけではなく、各地域の実情に沿った「そこで暮らす子ども」の視点で対策を進めていく必要があります。

 

「あすのば」の代表となる小河さんから、新団体の構想を打ち明けられた。子どもの貧困対策推進法が前年の2014年に施行され、国の基本方針も決まった。次のステージでは、公的な支援が行き届かず貧困状態にある子どもたちの支援を、民間主体で長期的に取り組む必要があった。

2015年4月上旬。センター設立に向けた初の準備会議のため、再び東京に向かった。

 

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