水島宏明(上智大学教授)マスコミのうさん臭さを追求!「ビビッド」のヤラせ疑惑とは?

こんにちは。

水島宏明上智大学教授が問題提起したビビッドでの「多摩川リバーサイド族」のホームレス証言のヤラセ疑惑が評判です。

ビビッドで放送された放送内容は下のとおりです。その放送内容でホームレスと打ち合わせしヤラセを演出したと言う内容です。

 

TBS「白熱ライブ ビビット」が、多摩川沿いに住むホームレスの人たちを「多摩川リバーサイド族」などとふざけた感じで揶揄してホームレスへの偏見を助長するような放送をし、特に特定のホームレス男性に「化け物」などという表現をしていた問題を先日、指摘しました。(水島宏明)

 

これとは別に「ビビッド」取材のヤラセ疑惑も持ち上がっています。

TBS「ビビット」のみなさまへ 悪意のある放送はホームレスの人を危険にさらすので、やめてください

出典:ヤフーニュース個人

「人間の皮を被った化け物」とまで名指しされたホームレスのSさん。彼は今どうしているのかを彼のドキュメンタリー作品を撮ったことがある教え子の女子大生のNさんと訪ねてみました。

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Nさんは昨年5月頃にSさんの元に3ヶ月ほど通い、ドキュメンタリーを作りました。

Sさんは今年70歳になったばかりです。

出典:https://news.yahoo.co.jp/byline/mizushimahiroaki/20170227-00068135/

 

河川敷で犬を多数飼っているということで「ビビット」に限らず、テレビ局によって勝手に撮影されることが最近相次いでいて、そのことに腹を立てていました。

Sさんの話を聞く限り、自分の家としている河川敷の場所に暗視カメラを勝手に設置されて撮影されたり、ホームレスの人たちのことを人間扱いしないテレビ局の取材姿勢は確かに行き過ぎと思えるものが少なからずありました。

そのなかでSさんがなかでもTBSの「ビビット」に関して問題だと思うと話してくれたのは「やらせ撮影に協力させられた」ということです。

冒頭の画像を見てください。

レポーターが取材しているのを、Sさんが見つけて腹を立てて「何やってんだ!勝手に入りやがって」と怒鳴って注意している、という場面です。

Sさんに聞いたところ

「この場面はTBSに頼まれた」

「カメラマンが向こうで待ち構えているところに『怒鳴って来てくれ』と頼まれて、言われた通りに演技した」

と言います。

「ビビット」で放映された場面を見ると、レポーターを始めとしてTBSのスタッフがSさんが不在の時に犬のケージなど、Sさんの住居周辺を勝手に撮影しているとSさんが戻ってきて、怒鳴って注意する、という流れになっています。

しかし、これは実はSさんの説明では「やらせ」の場面だったということになります。

私が現場を見たところ、撮影地点は周囲が竹林などに囲まれた見通しのつかない場所です。

ここで勝手に撮影していたとしてSさんが遠くから怒鳴って戻ってくる、という場面が実際にあったとしても、カメラマンは予め予見してカメラの収録ボタンを押していなければタイミングよく撮影するのは非常に難しい場所です。

あの場面はカメラマンにスタンバイさせておいて、収録ボタンを押してから実際にはSさんに合図してから怒鳴る場面を撮影したものだと考えるほうがテレビの撮影現場の実態を考えれば自然に思えます。

Sさんによると、TBSのスタッフとはコンビニで缶コーヒーなどを飲みながら打ち合わせをしてから撮影に入ったそうです。

Sさんの言う通りならば、1月31日にTBS「ビビット」が放送した内容は実際の撮影の手順とはかけ離れたものだったことになります。特にSさんがレポーターに怒鳴り声をあげる場面はこのコーナーで何度も使用されていて、Sさんの乱暴な人間像を象徴する場面として描かれています。

やらせ行為によって誇張されたものだったとしたら、「ビビット」が描く「多摩川リバーサイドヒルズ族」そのものが相当に脚色されて捏造されたものである疑いを抱くべきです。

当然ながら、「やらせ」はテレビ番組として捏造ややらせは決してやってはいけない行為としてそれぞれの局内やBPOなどの第三者機関も日頃から戒めていることですから、今後大きな問題に発展しそうです。

Sさんによると私が2月2日にヤフーニュース個人で問題提起してから、TBS側はSさんのところに以前取材に来た制作会社のディレクターが一度来たそうです。

その際に「水島さんという大学の先生が学生と一緒に来なかったか?」としきりに聞いていたとSさんは言います。「ビビット」のスタッフである制作会社ディレクターの名刺も見せてもらいました。

「ビビッド」側からコメントが何も出てこない状況でヤラセがあったかどうか判断は付きません。TBS局側が下請けプロダクションにこの取材を丸投げしていたとしたら、事情を聞かないといけませんので。

ただし、露骨にヤラセを行わなくても、テレビには編集をいう武器があります。

編集の切り取り方でどのようにも誘導できるという強い武器がテレビ局側にあります。

それを乱用すると世論を誘導したりかなり危険になります。

とくに、政治的にどうこういう思想がなくても、番組を面白くするためとか。

CMのスポンサーに媚びたような編集にはうんざりしますね。

とくにCM前の勿体をつけたCMの入り方、引き続き見ていたらかなり前まで場面が戻っていて本当になめとんか!と思います。

そこはもう見た!!

NHKにはそういう編集はないので、NHKは大好きです。

CMもないしね、時間を得した気分になります。

だったら民放テレビなど見なければと言うのが民放テレビ局側の意見でしょう。

でも見たくなるのがテレビなんですね。

水島宏明のプロフィール

北海道札幌北高等学校、東京大学法学部卒業後、1982年STVに入社。1988年~1992年、NNNロンドン特派員。1998年~2003年、NNNベルリン支局長。

「NNNドキュメント」チーフディレクターも務めた。その後2012年3月までNTVに出向移籍する形で解説委員。

2012年4月より法政大学社会学部メディア社会学科教授。2016年より上智大学文学部新聞学科教授。

STV勤務時代の1987年、札幌市白石区の母子家庭で母親が生活保護の申請をさせてもらえず餓死した事件を知り、問題点(→生活保護問題)をまとめたルポルタージュ『母さんが死んだ―しあわせ幻想の時代に』が大きな反響を呼ぶ。

「NNNドキュメント」チーフディレクター時代は、「ネットカフェ難民 漂流する貧困者たち」を制作し、ネットカフェ難民という用語を初めてメディアで使用した。

2008年、芸術選奨文部科学大臣賞(放送部門)受賞。

一貫してテレビのうさん臭さやヤラセを追求しています。

水島宏明はドキュメンタリーの仕事をしてきたのでそういうテレビのうさん臭さが気になるのですね。

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