廣瀬幸雄(金沢大学特任教授)はイグノーベル賞受賞!コーヒー大好き

1月11日(水)
笑ってコラえて!新春2時間SP

2017年1月11日(水) 19時00分~20時54分 日テレ系列放送

金沢大学大学院特任教授の廣瀬幸雄さん(76歳)が出演します。

廣瀬幸雄さんは石川県金沢市の出身です。

廣瀬幸雄さんの経歴は

1963年に金沢大学理学部、1966年に金沢大学理学研究科修士課程を卒業。

1970年金沢工業大学助教授、1973年金沢大学助教授、1985年から金沢大学教授、2006年から金沢大学大学院特任教授を歴任しています。

また2003年にはイグノーベル賞を受賞されています。

コーヒーに付いても造詣が深いことでも有名。コーヒー本も出版されています。

 

さてノーベル賞では無くこのイグ・ノーベル賞とはどんな賞なのでしょう。

廣瀬幸雄さんの人物像は?

日本人でイグ・ノーベル賞の他の受賞にはどんなものがあるのでしょう。

紹介します。

 

イグ・ノーベル賞とは

毎年10月、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」や風変わりな研究、社会的事件などを起こした10の個人やグループに対し、時には笑いと賞賛を、時には皮肉を込めて授与される。

ちなみに旅費も滞在費も自己負担。そしてスピーチでは聴衆から笑いをとることが鉄則。
このスピーチ中に制限時間が近づくと、ぬいぐるみを抱いた9歳の幼女が舞台に上がってきて「もうやめて、退屈なの!」と叫んで妨害してくる。

これは「9歳の幼女に罵られるのが最も心的ダメージが大きい」という立派な研究結果に基づくものです。

スピーチが終わると、観客が一斉に紙飛行機を投げつけるのが恒例行事。
毎年この紙飛行機を掃除するのは、ハーバード大学教授のロイ・グラウバー博士。「光のコヒーレンスの量子理論への貢献」で2005年にノーベル物理学賞を受賞した、世界的な物理学者である。
またこの授賞式には、本家ノーベル賞を受賞した学者も多く出席している。

このようにインパクトのある斬新な方法によって、一般の人々に科学の面白さを伝えたいといった狙いもある。

科学研究以外に、カラオケやたまごっち、バウリンガルといった商品の発明に対して賞が贈られる場合もある。

賞が創設されて以来、日本は繰り返し受賞しており、イグノーベル賞常連国になっている(ただし1991年、1993年、1994年、1998年、2000年、2001年、2006年は受賞していない)。

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廣瀬幸雄・金沢大学教授(受賞時)――2003年、化学賞。
「ハトに嫌われた銅像の科学的考察」

画像出典:https://www.ipros.jp/technote/interview-ig-nobel-prize6/

 

兼六園の中にある銅像にハトが寄り付かないことに興味を持ち、調べ上げた末にハト避け合金を開発しました。

廣瀬幸雄さんは大学生の18歳の頃から兼六園の日本武尊の銅像にはなぜハトが集まってこないか疑問を持ってきました。

30年ほど経った45歳の時、彼に研究するチャンスが訪れました。

日本武尊像の台座に亀裂があることが分かり、改修を行うことになったのです。

廣瀬幸雄さんの専門研究分野が、飛行機事故の原因となる機体の亀裂・ひび割れだったこともあり、銅像の修理・改築の委員に選ばれました。

これをきっかけに、廣瀬さんはハトの寄り付かない銅像の研究を開始しました。

ヒ素が多いと鳥が近寄らないのではと考え、さっそく日本武尊像と同じ成分の合金を作り実験をしました。金沢駅の前に、エサと一緒にその合金を置いておくと、予想通りハトは寄ってきませんでした。

なぜヒ素が含まれると鳥が寄り付かないのか、詳しいことは分かっていません。1つの理由として考えられるのは、電磁波でした。

なお、同教授は2009年に「超音波計測による骨密度評価法の育成」で文部科学大臣賞を受賞するなど、まともな評価も受けている一方、コーヒー好きが高じてコーヒーについての講義も行うという変わり者の一面も持っています。

 

コーヒーで単位が取れる!?

コーヒーのうんちくについては金沢大学で公開講座が開かれていました。

もともとこのコーヒー講座は、コーヒーをテーマに経済や文化、歴史を見たり、コーヒーの抽出法などについて学ぼうと、金沢大学の公開講座として平成8年にスタートしたもの。

それが大きな反響をよび、全国各地でも特別講座が開催されるようになり、ついに平成14年、学生が単位を取得できる文部科学省認定の授業「コーヒーの世界」がスタートしたのだそう。

講座の生まれたきっかけに、またびっくり! なんと、計算力学を専門とする教授がコーヒー好きで、持って生まれた探求心から研究をはじめたら、それが次第に本格化していったのだとか。

学術的な記述も少なくないです。

「焙煎で、どんな組織変化が起こるの?」とかいう文章が出てきて、少し読むのに苦労することも!

これまでの講座の集大成ともいえる本『なるほどコーヒー学』(旭屋出版)が発売されています。

 

 

 

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