秦由加子（パラトライアスロン)について
日本財団パラリンピックサポートセンターＨＰより
みらいのつくりかた【パラトライアスロン・秦由加子】
2016年3月24日（木） 22時54分～23時00分 の放送内容
リオパラリンピックのパラトライアスロン日本代表を目指す秦由加子さんのことを調べました。
パラトライアスロンという競技をご存知ですか。
障害者の行うトライアスロンのことで、
2016年のリオネジャネイロパラリンピックから正式採用される競技です。
【パラトライアスロン競技とは】
競 技合計25.75km（Swim 750m / Bike 20km / Run 5km）の3種目をこの順番で行い。SwimかBike、BikeからRunへのトランジットの時間も競技時間に含まれます。
トランジットとは、種目を交 代する間の着替えや装置（義足）等を交換することを言います。
スプリント・ディスタンス(スイム0.75キロ・バイク20キロ・ラン5キロ)を、座位・立位・視覚障がいの選手がそれぞれのクラスで競い合います。障がいの種類やレベルで分けられる5クラスのうち、リオで実施されるのは男女各3クラスを実施します。
Bikeが20kmなので自転車競技の出来が競技成績を左右すると思われます。
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【秦由加子プロフィール】
氏名 ： 秦 由加子 (はた ゆかこ)
出身地 ： 千葉県
生年月日： 1981年4月10日
所属 ： 稲毛インター
競技 ： パラトライアスロン (PT2)
13歳で骨肉腫を発症し、右大腿部より切断を余儀なくされました。
幼少のころに経験した水泳を2007年に再開し、2008年より障がい者の水泳大会に出場をはじめました。
2010年から2012年まで「日本障がい者水泳連盟」の国際大会強化指定選手として国内外の大会に出場し始めました。
2013年トライアスロン競技に転向。同年6月幕張トライアスロン大会へ積極的に参加し、好成績を残します。
2014年7月JTU(日本トライアスロン連合)のパラトライアスロン強化指定選手A指定。
【秦由加子最近の成績】
2014年度
[トライアスロン]
2014年 5月 世界トライアスロンシリーズ横浜大会 パラトライアスロンTRI2女子 優勝
2014年 6月 幕張チャレンジトライアスロン 一般スプリント女子年代順位 12位
2014年 7月 宮城国際トライアスロン仙台ベイ七ヶ浜大会 パラトライアスロンTRI2女子 優勝
2014年 7月 木曽三川アクアフィールドトライアスロンフェスティバル スーパースプリント女子 2位
2014年 8月 長良川パラトライアスロン大会 パラトライアスロンTRI2女子 優勝
[デュアスロン]
2014年 1月 Carfman Japan 11 Duathlon ビギナークラス女子 優勝
2014年 11月 カーフマンジャパン第3戦太平洋いわきステージ 6位
[水泳]
2014年 11月 長崎がんばらんば大会・千葉県代表 50ｍ自由形 優勝／25ｍ自由形 優勝
2014年 11月 第31回日本身体障がい者水泳選手権大会 メドレーリレー 3位／フリーリレー 2位
2015年度
・2015年 ITU世界パラトライアスロンイベント (ブラジル) 5位
・2015年 ITU世界パラトライアスロンイベント (イタリア) 4位
・2015年 世界トライアスロンシリーズ横浜大会 パラトライアスロン PT2 優勝
・2015年 ITU世界パラトライアスロンイベント (オーストラリア) 4位
2015年も世界大会で５位以上の成績を収めているので
日本代表のパラトライアスロンの代表になれば、メダルの可能性は大いにあると思われます。
【秦由加子の強化ポイント】
秦由加子選手はスイム、バイクに比べランが弱いので強化する必要があります。
海外の強い選手は、27分台です。秦由加子選手は31分台、スイムとバイクでリードしてもランで逆転される展開です。
ランの強化が、メダルの可能性を高めるのでしょうね。
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