和田博幸(樹木医)になるには?プロフィールや家族や年収は?【仕事の流儀】

6月5日(月)NHKプロフェッショナル仕事の流儀

和田博幸(樹木医)が出演します。

樹木医聞きなれない言葉ですが、花見客が楽しめる絶景を作り上げながら、木が傷まないようにどう共存させるか。

和田博幸さんは日本三大桜名所のひとつ高遠城址公園、日本最古と言われる山高神代桜など、名だたる桜が満開の花を咲かせるために陰で支えてきた樹木医です。

数十年数百年先まで、桜をどう健康に保つか。和田は知恵をしぼる。毎年同じように見える桜の景色の裏側で、和田は人知れず努力をしてきました。

樹木医になるには?どうすればいいのか?また和田博幸さんのプロフィールや家族や年収も紹介します。

 

樹木医になるには?

試験の応募条件に7年間の実務経験が必要とありますから、造園会社などで業務をこなしながら知識と経験を積み重ねていくのが一般的です。

しかし、2004年からは実務経験が少なくても試験を受けられるようになりました。

それが樹木医補という資格です。

まずは樹木医補から樹木医補とは、樹木医の早急な普及を目指したもので、実務経験が短くても樹木医としての試験に応募できるというものです。

 

具体的には、特定の大学で樹木学や植物病理学、森林生態学などの基礎的な知識を習得し卒業することで認定試験への応募資格が得られます。

そうした大学や専門学校には関係各所からの就職情報が多数寄せられたり、先輩が勤めている会社に優先して就職ができるなど、大学ならではの特典も多くあります。

 

また、大学や専門学校には樹木医に必要なさまざまな分野の専門家がたくさんいます。

卒業し、樹木医として活躍し始めてからも多くのことを恩師に相談できることも見逃せない利点です。

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樹木医補を取得できる大学

樹木医補に必要な科目は養成機関として登録されている大学や専門学校などで履修することができます。大学で必修科目の単位を取得し、卒業後に日本緑化センターに必要書類を提出して審査を受けます。

樹木医補養成機関として認定・登録されている大学や専門学校は平成24年度現在46校で、次のとおりです。

北海道大学、サッポロ効果専門学校、岩手大学、秋田県立大学、山形大学、筑波大学、宇都宮大学、群馬県立農林大学校、千葉大学、千葉大学園芸別科、東京大学、東京農業大学、東京農業大学短期大学部、玉川大学、法政大学、日本大学、明治大学、新潟大学、新潟農業・バイオ専門学校、専門学校職藝学校、長野県林業大学校、信州大学、岐阜大学、岐阜県立森林文化アカデミー、岐阜県立国際園芸アカデミー、静岡県立農林大学校、静岡大学、名古屋大学、三重大学、京都大学、京都府立大学、京都学園大学、大阪府立大学、兵庫県立淡路景観園芸学校、神戸大学、鳥取大学、IWAD環境福祉専門学校、高知大学、九州大学、西日本短期大学、大分短期大学、宮崎大学、南九州大学、鹿児島大学、琉球大学

 

ただし、どの学校も学科単位での認定になり資格が得られる学科は決まっています。この中の学校ならどの学科でも資格が得られるというわけではありませんので注意が必要です。

詳しくは各大学のHPや学校資料を確認するか、希望の大学があれば直接問い合わてください。

 

和田博幸のプロフィール

生年:昭和36(1961)年

出生地:群馬県生まれ


出身:群馬県
職業:樹木医
学歴:東京農業大学第二高等学校
東京農業大学農学部農芸化学科卒業

 

昭和58年に大学を卒業後、財団法人日本花の会の職員となりました。

桜の名所づくりや名所づくりのための調査、試験研究を担当しました。

 

平成12年に樹木医に認定され、国指定天然記念物の山高神代ザクラ(山梨県)や大島のサクラ株(東京都)、根古屋神社の大ケヤキ(山梨県)の調査や樹勢回復に当たる。

また、花のまちづくりの調査研究も担当し、国内外の事例を調査。全国花のまちづくりコンクール(農林水産省、国土交通省提唱)では、そのコンセプトづくりや審査基準づくりのスタッフともなる。

 

現在は主に桜の名所づくりと花のまちづくりにおける地域計画や設計、住民指導と講演会講師などの業務に携わる。

日本花の会の業務以外にNPO法人東京樹木医プロジェクトとNPO法人みどり環境ネットワーク!(ともに東京都)の両理事を務め、樹木をはじめとして身近な植物の大切さや自然との共生の必要を働きかけている。

 

和田博幸の家族や年収は

家族情報がありません。もしかして独身の可能性も?

木が好きすぎて女性にまで手が回らなかった?

樹木医の給料は、勤めている企業の雇用条件によって異なります。造園業者に勤務している30歳男性の場合、年収はおよそ400万円程度です。

和田博幸さんは年齢的にもう少し年収は高いでしょう。

また希少な桜の樹木医も任されているので。

 

日給月給制を導入している会社が多く、日給の積み重ねが月の給料日にまとめて支払われます。労働日数の少ない月は賃金が減少し、労働日数の多い月は賃金も増加します。

 

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